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知っ得!

2023.8.26

ウインカーの豆知識

みなさん、こんな経験はありませんか?
信号待ちで、前の車のウインカーが、自車の「カッチカッチ」と
シンクロする間隔だと思っていたら・・・あら。
いつの間にか逆になっていた・・・ということありませんか?

その理由はというと。点滅間隔は、車ごとに微妙に異なるからです。
というのも、道路運送車両法における保安基準に、「毎分60回以上120回以下の一定の周期で点滅するものである
こと」と定められており、きっちり統一された基準ではなく、幅を持たされていることからです。
そのため、それぞれの車ごと異なった間隔になっています。
現在販売されている車のウインカーは、多くの場合が毎分70回から80回くらいになっているということです。
なぜ似通ったこの間隔なのかというと、「少し緊張した人の心拍数に近い」からといわれています。
リラックスさせ過ぎず、焦らせることもない絶妙な間隔だということです。

次は、ウインカーレバーの位置。
国産車は右、輸入車は左についています。それってどうして?

その理由はというと。国際規格(IOS:国際標準化機構)で、
ウインカーレバーの位置は「左」と定められているからです。
では、なぜ日本の国産車は右側についているのかというと、この国際規格が定められる前から慣例的に右側にウイン
カーレバーが備わっていたので、左側に変更となるとドライバーが混乱する可能性があるとの理由です。
なので、「本来は左側」なのですが、日本は特例的に右側についていることが認められているのです。
ちなみにタイなどの東南アジアで、左側通行でしかも日本車比率が高い国は、日本と同様にウインカーレバーが右にあります。

ウインカーだけでなく、車種によって取り扱い方法が異なる部分がありますね。
自分が運転する車をよく知って、安全に快適なドライブを楽しみましょう!