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知っ得!

2026.11.05

安全装備があるから大丈夫? 駐車場で増えている接触事故にご注意を

こんにちは。保険担当の神谷です。

近年の車にはバックモニターやクリアランスソナーなど、安全運転を
サポートする機能が数多く搭載されています。事故防止に大きく貢献
している一方で、保険事故のご相談を受ける中では、

「センサーが付いているから大丈夫だと思った」
「モニターで確認していたのにぶつけてしまった」

というお声をいただくことがあります。

実は、駐車場内で発生する事故の中には、安全装備への過信が要因と
なっているケースも少なくありません。

今回は、実際にあった事故パターンと、万が一事故が発生した際の
対応についてご紹介します。

 

事例1 モニターに気を取られ柱へ接触

商業施設の駐車場でバック駐車をしていた際の事故です。
運転者は後方モニターを確認しながら駐車していましたが、後方ばかりに
意識が集中してしまい、ハンドル操作によって車両前部が振れたことに
気付かず柱へ接触してしまいました。

バック時は後方確認に意識が向きやすく、前方や側方の障害物への
注意が不足しがちです。

 

事例2 センサーが反応せず背の低いポールに接触

こちらも商業施設の駐車場でバック駐車をしていた際の事故です。
運転者はクリアランスソナーを装備した車両に乗っており、普段から
警告音を目安に駐車していました。

しかし、駐車スペース内に設置されていた背の低いポールには反応せず、
そのままバックして車両後部を接触させてしまいました。

事故後、
「センサーが鳴らなかったので大丈夫だと思っていた」
とお話しされていましたが、車種や障害物の形状によっては
検知しにくい場合があります。

安全装備は運転を支援するためのものであり、最終的な安全確認は
ドライバー自身が行うことが大切です。

 

事例3 モニターの距離感を誤認

バックモニターを見ながら後退していた際、
「まだ余裕があると思った」
という判断から後方の壁へ接触してしまったケースです。

モニターは便利な機能ですが、実際の距離感と映像の見え方には
差が生じることもあります。

特にレンタカーや代車など、普段乗り慣れていない車を
運転する際は注意が必要です。

 

安全装備は「補助」であり「代わり」ではありません。

私たち保険担当者が事故相談を通じて感じるのは、
「安全装備が付いているから事故をしない」のではなく、
「安全装備を正しく活用することで事故リスクを減らせる」
ということです。

バックモニターやセンサーは非常に便利な機能ですが、
全ての障害物や状況を把握できるわけではありません。

警報音や画面表示だけに頼らず、
前後左右を目視で確認する習慣を心掛けましょう。
駐車場内の事故でも警察への届出を忘れずに。

駐車場内の事故では、

「軽く擦っただけだから」
「相手と話がまとまったから」

という理由で警察への連絡をしないケースがあります。

しかし、駐車場内で発生した事故であっても
交通事故であることに変わりはありません。

その場では小さな損傷に見えても、後から修理費用や
損害の範囲を巡って認識の違いが生じることがあります。

また、自動車保険を利用する際には事故状況の確認が
必要となるため、事故発生時には警察へ連絡することが大切です。

万が一事故が発生した場合は、

負傷者の有無を確認する
安全を確保する
警察へ連絡する
保険会社へ連絡する

という手順で落ち着いて対応しましょう。

日頃の少しの心掛けが、大切なお車と安心なカーライフを
守ることにつながります。

ぜひ今一度、駐車場での安全確認を見直してみてください。