東京都葛飾区は、「グリーンスローモビリティ」と呼ばれる低速で走る電気自動車の実証運行を10月４日から始めたとの事です。

※グリーンスローモビリティ・・・時速20キロ未満で走る小型EV

車両には6つの客席があり、毎週水曜日と土曜日に2つのルートを走行。コンビニや病院、駅など10か所の乗車ポイントから乗る事ができ、ルート上の好きな場所で降りる事ができます。

運転は安全講習を受けた住民がボランティアで行い、運賃はなんと無料！

区が車両を貸し出したうえで運行にかかる費用も負担し、自治会などで作る運営協議会が主体となって運行するという仕組みです。

実証実験は2024年3月末までとなり、利用者に意見を聞いたうえで正式導入するかを検討するとの事です。

行政サービスだけでは行き届かない課題に対して、地域住民との連携によって解決していくというスキームが、変革が大きいモビリティー領域においては今後も活発化してくるかもしれませんね。

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